【保存版】知らないだけで損かも!?不動産売却の流れを分かりやすく解説します！

「不動産を売却しよう」と思ったら、まずやるべきことは何でしょうか？答えは、不動産売却の流れを把握することです。

不動産売却には、相場調査や査定依頼、媒介契約の締結、販売活動、売買契約の締結、決済と引き渡しなどのステップがあります。それぞれのステップで何をすべきかを理解しておけば、スムーズに不動産売却を進めることができます。

この記事では、不動産売却の流れをわかりやすく解説します。これから不動産売却を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

相場を調べる

まずは自分でお家の相場を確認しましょうSUUMOやアットホームなどのポータルサイトで今回売却する物件と近い条件で検索することで近隣の相場を知ることができます。

近所で似た物件がいくらで販売されているか知ることができれば売却金額の参考にすることができますね。注意点は売り出し価格と成約価格には差があるということです。

不動産売却では一般的にまずは高めの金額で売り出すことが多いです。ただし相場よりも高く販売に出すと販売機会を逃すなどのデメリットがあります。早く売りたい方は相場よりも安く設定すると良いでしょう。

不動産会社に査定依頼

不動産会社に問い合わせし物件の査定を依頼しましょう。

この時複数の不動産会社に依頼することをおすすめします。

複数の不動産会社に査定してもらい販売戦略や対応を比較検討することで最も自分に合った不動産会社を選ぶことができます。

査定時は物件の状態だけではなく過去の販売事例や現在販売中の物件調査結果などをもとに価格を出します。

不動産会社と販売の戦略を立てる

不動産会社との打ち合わせで具体的にどのように販売活動をしていくか相談しましょう。プランは不動産会社が決めますが希望通りの売却を実現するためには希望や優先したいこと大切に考えていることなど要望を明確に伝えることが大切ですね。

媒介契約を締結

売却活動をお願いしたい不動産会社が決まったら売買契約を締結したい旨をご連絡しましょう。契約内容をしっかり確認し問題なければ媒介契約を締結します。媒介契約は種類が3種類ございます。

このタイミングでどの種類の契約を結ぶか決めなくてはいけません。

1. 一般媒介契約
2. 専任媒介契約
3. 専属専任媒介契約

の3種類です。これらの違いは同時に契約できる不動産会社の数、報告義務、レインズの登録義務等です。

販売活動を開始

いよいよここから物件の売り出しが始まります。

不動産会社は広告を出す営業をかけるといった販売活動を行い物件を買いたい人を探します。 

購入希望者が見つかれば内見が行われます。いつでも受け入れができるように準備をしておくと良いでしょう。お部屋の整理整頓をし、内見に対応するためスケジュールはできるだけ空けておくといいですね。

購入希望者との条件交渉、購入希望者と売買に関わる細かな条件を公表します

必ず擦り合わせを行うことは売買価格と引き渡し日です。

その他に調整すべき点はこちらです。

• 手付金の額
• 瑕疵担保責任の期限土地の実測を行うか否か等

気になる点は不動産会社に相談し納得のできる条件交渉を行いましょう。

売買契約の締結条件交渉で折り合いがつきましたら売買契約を締結します

契約時は売主購入者不動産会社が集まり行われます。

締結までの流れは以下の通りです。

1. 顔を合わせ
2. 重要事項説明売買契約書の読み合わせ
3. 売買契約書への署名
4. 捺印手付金の授受
5. 仲介手数料の半額を支払う

仲介手数料の残高は決済引き渡し後に支払います

決済引き渡し売買契約が締結しましたら決済と引き渡しです

購入者が代金を支払い、売主は不動産を引き渡します。またこのタイミングで投機移転が行われます。所有者の名義が書き換えられるということですね。

当日までに必要な書類については不動産会社から説明がありますので忘れずに準備をしましょう。不動産会社へ仲介手数料の支払いが済んでいない場合はこのタイミングで支払います。

まとめ

以上で取引が完了です。いかがでしたでしょうか。

しっかり流れを把握することで主導権を持った不動産売却を実現しましょう。

やはり特に重要なのは不動産会社選びですね販売戦略を練るために高く売りたいのかそれとも早く売りたいのかなど優先順位を明確にしておくといいですね。